カナダによる研究結果です。

自己免疫疾患であるぜんそくと、腸内細菌の関係があきらかになりました。

ぜんそくになるリスクが高い子どもは、生後数か月間に一部の重要な腸内細菌が不足している可能性があるそうです。

2年前の2014年1月16日には筑波大学と科学技術振興機構(JST)で、「腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させる」という発表を行っていました。

一部抜粋
○ 腸内細菌のバランスの乱れがアトピー、喘息、糖尿病などの全身疾患の発症に影響を及ぼすことが大きな注目を浴びているが、そのメカニズムは解明されていなかった。
○抗生物質の服用によって生じた腸内細菌のバランスの乱れが喘息を悪化させるメカニズムを世界で初めて解明。
○抗菌剤でマウスの喘息を軽快させることに成功。新しい発想のアレルギーの治療へ。

抗生物質注の服用によって増殖した腸内の真菌(カビ)が喘息を悪化させるメカニズムを世界で初めて解明し、マウスを使った実験により喘息を軽快させることにも成功しました。


今回のカナダの研究のスゴイところは、腸内細菌を4種類と特定したこと。

from 子どものぜんそく、腸内細菌の不足に関連か カナダ研究

特定の腸内細菌4種について、便サンプル中の細菌濃度が低い生後3か月の幼児は、ぜんそくの発症リスクが高いことが分かった。

フィーカリバクテリウム(Faecalibacterium)、ラクノスピラ(Lachnospira)、ベイロネラ(Veillonella)、ロシア(Rothia)と命名された4種の腸内細菌を、幼児がどのようにして獲得するかについては不明のままだ。



赤ん坊はいろんなものをなめますが、その理由の一つは腸内細菌を集めているからと考えています。

赤ん坊の環境を清潔にすればするほど、腸内細菌の候補を集めることができなくなり、腸内細菌の濃度が下がってしまい、アレルギーになりやすいのではという仮説をもっています。

腸内細菌の研究がますます進むことを期待しています。