昨日(2017/03/29)に、NHKで報道された研究がとても興味深いです。

正常な大腸上皮細胞を1つ取り出し、1か月間培養して、およそ100万個にしたあとに大腸に戻して完治させるというものです。

マウスを使った実験では症状を完治させることに成功したという事実に、明るさを感じます。

もちろん、患者に適用されるまでまだ時間のかかる技術だとは思いますが、
しかし、このニュースが私を含めて、患者のみなさんの気持ちを明るくしたのは確かだと思います。




大腸上皮細胞とは
写真 2017-03-29 20 06 41

大腸上皮幹細胞を採取
写真 2017-03-29 20 06 44


1ヶ月かけて100万個に増やします。
写真 2017-03-29 20 06 48

増やした幹細胞を大腸に戻します
写真 2017-03-29 20 06 54


写真 2017-03-29 20 07 01

写真 2017-03-29 20 07 03


この研究のポイントは「完治」・「再生医療」の2点です。

「完治」とは一旦どんな状態を指すのでしょうか?

これは同じ東京医科歯科大学が発表した内容で分かります。




完治とは、この「強い酸化ストレス状態」を新しい細胞を使って状態を変えることだと私は個人的に考えています。




東京医科歯科大学のサイトを探してみると、5年前以上前からとり組んでいるようです。
まずは、幹細胞の培養技術から。



再生医療といえば、「倫理的に問題のあるES細胞」と「倫理的な問題のないiPS細胞」の2つが有名ですが、ここに「自分の細胞をそのまま培養して戻す」という新しい技術が加わります。

「iPS細胞」は日本の技術です。こうした再生医療をリードしたい政治的な判断もあったのかもしれませんし、安倍総理が潰瘍性大腸炎であるという事実を「忖度(そんたく)」した結果かもしれません。





東京医科歯科大学のサイトをみると、大腸上皮細胞だけでなく、小腸上皮細胞でも実験が成功しているようです。小腸に炎症のあるクローン病の方にとっても研究が進んでいることは明るいニュースになると思います。






写真 2017-03-29 20 07 31

写真 2017-03-29 20 07 34

写真 2017-03-29 20 07 41



以上です。

この再生医療が成功すれば、ノーベル賞まちがいなし!

東京医科歯科大学の渡辺先生には頑張ってもらいたいですね!!!