2015年03月

幼いころに学校で「長所」と「短所」について意識させられました。

学校側の意図は子供に自分自身を客観視させることにあったかもしれません。

子供は社会にたくさんの人がいることを知り、また自分自身も社会の一員であることを自覚します。

大人になってからも、多くの人は自分自身の価値について知りたくなり、そうした自分自身を知ることを行います。

そうして、浮かび上がる自分の姿。
これを単なる「個性」として捉えられればいいのですが、私たちは、長所と短所に分けて判断しがちです。

しかし、最近私は長所と短所に分けるデメリットについて考えはじめました。

私たちには「個性」がありますが、そこから「長所」と「短所」に分けるのは社会側が決めた基準です。自分自身の基準ではありません。

戦国時代の織田信長は、敵の殲滅のために文化的な遺産の東大寺に火をつけ焼き捨てました。

現代の自称「イスラム国」は、文化遺産をハンマーで叩いて壊しています。

同じようなことをしていますが、織田信長は日本で人気の武将です。自称「イスラム国」は人気がありません。


現代の日本に織田信長が存在しても人気を獲得することはできません。

時代は変わり判断基準も変わったのです。
彼自身が変わらず、そのままであっても。

それだけ社会の判断基準は流動的なのです。

私たちにとって大切なことは、そんな流動的な基準に判断を委ねるのではなく、すべてを個性として認めてあげることだと思います。

良し悪しを決めれば「悪し」の判断で自分を傷つけます。

病気のときは自分自身を悪く捉えがちですが、悪く思うことはもうやめましよう。愛しき個性があるだけです。

心の中で自分を傷つける必要などないのです。
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約1年半前の2013年7月にうっ血乳頭で入院しましたが、本日ほぼ完治していると医師から告げられました。正確には、完治というよりも(薬の服用で)正常の状態になっていると。

とてもとても長い戦いでした。まだ薬の服用は続ける必要がありますが、まずは1つ安心できました。


僕は、ベーチェット病の症状を二つ抱えています。不幸中の幸いで、症状はありません。

1つめは腸管ベーチェット。主症状がないため、単純性潰瘍という病名です。
2つ目は血管ベーチェット。主症状がないため、脳静脈洞血栓症という病名です。

このたびの“うっ血乳頭”は、2つ目の「脳静脈洞血栓症」の影響からでた症状になります。

うっ血乳頭とは目の中にある血管が腫れている状態のことです。
脳圧が高まると目の中の血管の圧力が高まり腫れた症状になります。

脳静脈洞血栓症とは、脳にある静脈洞という太い血管が血で詰まるという病気です。

心臓から送り出された血液が脳内の静脈の血栓によって一部滞っているため流れにくくなります。
その結果、脳圧が高まり、その影響で目の中の圧力が高まり、目の中の血管が腫れます。

脳梗塞は、脳の動脈が詰まる病気です。脳に酸素や栄養が行かなくなります。
僕は、脳の静脈が詰まる病気です。動脈が詰まるほどの影響はありませんが、それなりに酸素や栄養が渡りにくい状態になっていたと思います。

このころの体感ですが、電車の停車駅で降りるときに席から立ち上がりホームに降り立つと立ちくらみがしていました。立ち上がるときの勢いで脳に血液が行かなかったのでしょう。目の前が真っ暗になりました。

そのときの僕は病名も知らず脳天気で、そういえば、水を飲んでないからかも〜と気軽に思っていました。

健康診断により“うっ血乳頭の疑い”との結果が出て、大きな病院へいったところ、その日からそのまま入院となりました。それだけ、脳に危険があったのですね。

脳圧を下げる薬を点滴したり、血液が固まりにくくするヘパリンを点滴したり、、、。
今のように医学が発達していなければ、死んでましたね。

入院中カテーテルもしました。
足の付け根の太い血管から、管をいれて心臓を通って脳にまで管を通ります。
レントゲンを当てながら管に造影剤を送り込みながら、血液の流れをみる検査です。

造影剤が頭の中を通ると、スゴく熱く感じました。

大事な血管が詰まっていたためか、造影剤が流れず、その熱さが止まったり、
検査後1時間ほどして意識を喪失したり。

僕は熱い熱いといいながら意識を喪失しました。
ちょうど妻が病室にいて、僕が意識を喪失する瞬間を目の当たりにして戸惑い、また病院でも大騒ぎになったようです。

HCVという集中治療室の1つランクが下の病室にいたことも幸いしました。

僕が意識を喪失している途中に、妻には医師から障害が残る可能性について示唆されたようです。
幸い僕には障害は残りませんでした。

数時間後に回復したときには、ただ睡眠から目が覚めたみたいで、
あれ、みんなどうしたの?という感じです。

となりにいる女性は誰ですか?と聞かれ、僕は冗談ぽく”かわいい奥さんです”と言いましたw
なぜこんな質問を受けたのは不思議でしたが、

僕が意識を喪失しているときにも同じ質問をされて、答えられなかったようなのです。
自分の名前さえ答えられなかったと。

質問されても「えーと、えーと、えーと」というだけだったとか。

意識を喪失していた僕は、そんな記憶がありませんから、
僕だけ深刻ではありませんw



でも、あとから病名を聞いたりすると、僕が抱えている病気がどんどん進行しているように見えますし、あのときの僕たち夫婦の心境は最悪でしたね。ああ、これはどん底だねと。

武田鉄矢さんがどん底のときに、お母さんから貧乏神がいなくなるように、笑いながら乾杯しろと言われたエピソードを思い出しました。

「いや、かあちゃん、なんも笑えることなぞ、ないぞ。」
「なにいってんや、鉄也。なにもなくても、笑え。笑えば、貧乏神がいなくなるったい。」

たしかこんな感じだったと思う。

僕たち夫婦も、病室ではお酒を飲めないため、擬似的に乾杯していました。

あれから1年半。ワーファリンという薬の服用は続いているけど、
それでも、どん底から回復していることが分かっただけでも、うれしい。

(原因不明の)脳静脈洞血栓症は、炎症性腸疾患と関連があるのではと言われています。

炎症性腸疾患も徐々に回復しているのですから、ワーファリンを服用しなくてもいい時期がもうすぐきてくれるのではと期待したいと思います。


参考
うっ血乳頭で、入院することになりました。(2013年07月09日)
【見たくない人は注意!】炎症の画像一覧(説明編)(2015年02月27日)
【見たくない人は注意!】炎症の画像一覧(2015年02月27日)
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2014年の医療費控除の確定申告が終わりました。
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医療費を締めてみると、588,815円の支払い。保険などで264,492円の受け取り。
実質負担は、324,323円となりました。

2013年よりも増えているのは、入院が1回少なかったから。
通院保険に入っていなかったので、通院が増えると金額もかさみます。

また、確定申告には盛り込めない医療系の本、食事、サプリメントなどを含めると
闘病には結構な金額を使ってしまっています。

病気にならなければ、他のことに使えたこれらのお金。

そう考えるととても残念ですが、
病気との戦いの大きさを表すバロメーターでもありますから、よくがんばったなぁと自分を褒めたいと思います。

今回の確定申告は去年作ったフォーマットがあったので意外に早く処理が終わりました。
ただ、病気が重いほど負担のかかる申請になりますから、制度を作っている国には改善を求めたいです。

負担が大きくなる原因は「個別の領収書」を軸に構築されている制度。
病院のデータベース化を進めてもらって「総額の領収書」を発行できるようにしてほしいです。

そういう方向に世の中は進んでいくと思いますが、それができるまでにまだ10年くらいはかかりそうですね。
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アメリカのマクドナルドから以下の発表がありましたね。
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世界的に販売不振が続くマクドナルドは、食の安全に対する消費者の関心が強まるなか、アメリカの店舗で、抗生物質が与えられた鶏肉の提供を取りやめる方針を発表しました。from http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150305/k10010004501000.html


そもそもなぜ抗生物質が与えられているかご存じですか?
1つは病気を防ぐため、もう1つは効率良く家畜を太らせるためです。

NHKのニュースには生産性という言葉で表現されています
"アメリカでは、病気を防ぎ生産性を高めるため家畜に抗生物質を与えることは一般的ですが、
"

家畜に抗生物質を食べさせることは日常的に行われています。もちろん、日本でも。

抗生物質の与え方はさまざまで、
1)雛の時に与える
2)雛の時に与える+病気の時に与える
3)雛の時に与える+日常的に与える
4)一切与えていない
など、いくつかのパターンがあります。


僕は腸内細菌を育てたいと考えてるので、腸内細菌にもダメージを与えないように気をつけています。その一環で抗生物質はできるだけ飲まないようにしています。
ただ、家畜については、うまく対応できてはいません。

僕がすきなラーメン屋の“麺屋 一燈”で使用されている「つくば茜鶏」は、一切抗生物質が与えられずに育てられています。
大変うれしい取り組みだと思いました。

有機野菜に取り組んでいるお店を見かけるようになったように、抗生物質に着目しているお店が今後も増えることを希望します。


過去記事
抗生物質を服用するとヒトも動物も太ることを利用し、牛・豚・鶏に対して太らせるために抗生物質を投与する
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