2014年04月

虫垂(もうちょう)に関するレポートが大阪大学 大学院医学系研究科から発表されました。

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・虫垂を切除したマウスでは、大腸でIgA産生細胞の数の増加が顕著に遅れていることが判明
・IgAは、腸内細菌叢のバランスの維持を担う。

・虫垂リンパ組織のIgA陽性細胞は小腸と大腸に移動する
・パイエル板のIgA陽性細胞は大腸にも移動するものの、主に小腸に移動する。

・虫垂リンパ組織は小腸および大腸に動員されるIgA陽性細胞を産生する場所
・パイエル板は主に小腸に動員されるIgA陽性細胞を産生するリンパ組織

・虫垂がなくなることにより、大腸の腸内細菌叢のバランスが崩れることが明らかになりました。

・炎症性腸疾患は、“免疫細胞の異常”と“腸内細菌叢の変化”が相まって発症する免疫疾患
・今後、虫垂を標的とした炎症性腸疾患への新たな治療法の開発が期待されます。
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簡単にいえば、虫垂(もうちょう)は、IgA陽性細胞を大腸に共有する場所であり、虫垂を切除すれば、その分、大腸にIgA陽性抗体を供給することができなくなる。

ということですね。今後に期待!


from 無用の長物と考えられていた虫垂の免疫学的意義を解明~炎症性腸疾患の制御に繋がる新たな分子機構~
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牛糞の匂いを嗅ぐと花粉症にならないと言われています。

今日、そのことを同僚と話していて、説明するためにWebを検索していたところ、こんな情報を見つけました。

花粉症・ぜんそくなどのアレルギー。20世紀後半、先進国で激増。花粉症だけで3800万人もの日本人が患う病となった。急増の原因は花粉・ダニの増加、大気汚染と考えられてきたが、意外な原因があることがわかってきた。
南ドイツで、農家と非農家の子供の家のホコリを集め、「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子ほど花粉症とぜんそくを発症していなかった。エンドトキシンは乳幼児期に曝露が少ないと、免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になる。農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。糞に触れることのない清潔な社会がアレルギーを生んだとも言える。
ヒトの免疫システムが完成したのは2億年前。ほ乳類にはは虫類のようなウロコや固い皮膚がなく、外敵の攻撃を受けやすかった。しかし新しい免疫システムを獲得したほ乳類は、IgEと呼ばれる免疫物質によって外敵を撃退できるようになっていた。
細菌やウイルスなどに対する強力な武器、免疫システム。今何故ヒトに襲いかかるようになったのか、ほ哺乳類誕生時に起源をさかのぼり、アレルギー急増の謎に迫る。 from NHKスペシャル|病の起源 第6集 アレルギー~2億年目の免疫異変~


某テレビ局(N○K))の特集で、0歳~1歳までの間に
牧場に通うと小児喘息や花粉症になる可能性が激変する
という内容だったそうです。 from 牧場通いでアレルギー対策


○新生児の免疫細胞はまだ役割の決まっていない「未熟な免疫細胞」。この「未熟な免疫細胞」が「IgE型免疫」として育つと花粉症やアレルギーぜんそく体質となってしまう。
だが、この時期、エンドトキシンに出会うと、「細菌型免疫」となり、その後一生にわたる花粉症やアトピーなどのアレルギーにならない体質となる。・・・とのことでした from 【花粉症】NHKで赤ちゃんの花粉症対策の決定版を発見しました!



0歳から1歳時にエンドトキシンに暴露されないといけないそうです。

そういえば、赤ん坊は、いろんなものを舐めますが、よくよく考えると、不思議な行動ですね。

この二つの情報を組み合わせると、実は「子どもがなんでも舐めるのは、ちゃんとした利用があり、このエンドトキシンやそれ以外の他の物質も集めている」という仮説をたてました。

子供に病気をさせたくないと考える親の愛情が、逆に子供を病気にしてしまうなんて、皮肉な結果ですね。

「エンドトキシン 自己免疫疾患」で検索してもいい情報は得られませんでしたので、
大人になったあとは、牧場の糞の臭いをかぎにいくことは、無駄かもしれません。

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こんにちは紫陽です。
すでに完治されたRyujiさんの主催のKANclubオフ会(東京)に参加してきました。

自分の人生を変えてくれたRyujiさんに感謝を伝えることができてよかったです。自分の知らないことを勉強させていただいたり、自分の体験談などを話しているうちに、自分の中で気づきがうまれたりと、多くの経験を得ました。

Ryujiさん、参加したみなさん、ありがとうございました。
カフェもアッサリ見つかり、事前の心配が杞憂になってよかったです。

オフ会で学べて良かったこと
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1) セリアック病
2) 青黛(せいたい)の効果
3) ステロイド治療から漢方薬へ移るためのタイミング
4) エレンタールの効果


セリアック病


簡単に言えば、小麦アレルギーのこと。

小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。from wikipedia


小腸内の上皮細胞には絨毛・微絨毛と呼ばれる小突起が存在して栄養の吸収を行なっている。セリアック病の患者がグルテンを含有する食物などを摂取すると、ヒトの消化酵素では分解できないグルテン分子の一部が小腸上皮組織内にペプチド鎖のまま取り込まれ、これに対する免疫反応がきっかけとなって自己の免疫系が小腸の上皮組織を攻撃して炎症を起こすことで絨毛などを損傷し、また上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう。この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり、食事の量などに関らず栄養失調の状態に陥る。from wikipedia


セリアック病の説明を伺いながら、原因の方に名前がついているのはとても面白いと思いました。

安倍総理の潰瘍性大腸炎や、EXILEのMATSUさんのベーチェット病、そして、山田まりあさん・若槻千夏さんのクローン病など、これらの病名は「症状」で名前がついているものです。原因はハッキリとしていません。

しかし、セリアック病の場合は、小麦のグルテンに対する反応の結果と、原因のほうに名前がついているのです。

高槻市にある松本医院の院長先生は、関節リウマチを含めて、「症状」は分かれているけど、根本はひとつとおっしゃっています。
その説明に、私はとても納得がいき、その考え方の影響を受けて、現時点では私は原因は腸にあるという結論に至っています。(この結論は、松本医院の院長先生とは異なります。)

・冷蔵庫のない地域には、炎症性腸疾患がない(*1)
・寄生虫を体にすませると、完治する(*1)
・ビフィズス菌BB536で潰瘍性大腸炎の症状が治まる(*2)
・背骨のマッサージで潰瘍性大腸炎の症状が治まる(*3)
・お米を食べるとアトピーが治る(*4)

などの情報からそう考えました。

(*1)
90%以上の確率でクローン病患者が全快する研究中の治療法

(*2)
ビフィズス菌BB536で潰瘍性大腸炎が寛解に。ただし、市販品のヨーグルトでは難しい。

(*3)
【たったの10日間】入浴前に、お腹の裏の、背骨の両側を1時間揉みほぐしたら、中程度の潰瘍性大腸炎が治りましたという書き込みを見つけました。

(*4)
15年近くアトピーと戦ってこられた方がたどり着いた考え方は、「アトピーを治すには、胃腸の働きをよくして快便をすることだった」。(僕と発想が似ている人を紹介します)


セリアック病について教えていただいたときに、私の経験を思い出しました。
実は、「パン」を食べると体調が悪くなる気がするのです。いつもではないので、「そんな気がする」。
しかし、「パンは鬼門」と考え、できるだけ控えてきました。

ただ、「うどん」は問題はありません。うどんの場合は国産を選んで買っていますが、「パン」はどこの小麦を使っているのかは、あまり確認していませんでした。不確定ですが、もしかしたら、日本の小麦は大丈夫だけど、輸入された小麦で症状がでているのかもしれません。

遺伝子組み換えされているかどうかではなく、(僕には)そもそも海外の小麦にあわないという可能性も考えられます。

しかし、視点を大きくして考えてみると、そもそも、私たちは自分に必要な微少な栄養素だけを食べているのではなく、体に不要なものも、害のあるものも食べていますが、それら「害のある食べ物」に対する対応能力が備わっている状態にあるうちは、病気まではいたりません。

処理能力を超えた状態が続いたときに発病してしまいます。

小麦に含まれるグルテンは、腸に炎症を起こすことはすでにあきらかな事実だと考え、量をコントロールすることの必要性を感じました。


青黛(せいたい)の効果


間違って、青黛を“せいくん”と読んでおりました。みなさんの前で“せいくん”と言う前に正しい読みがなを知って良かったですwww

青黛は、すでに医学的に効果が証明されていますが、実体験が聞けてとても参考になりました。
青黛服用が難治性潰瘍性大腸炎に著効と筑波大発表

西洋医学とは異なる治療を模索しているグループは数も少ないので、その一つのグループの治療の効果を知れたのは良かったです。
・西式甲田療法(先生はお亡くなりに。)
・青黛をつかった広島スカイクリニック
大阪府高槻市の松本医院
和歌山市の西本クリニック
大学院生物圏科学研究科
森永乳業
(海外にもあると思うのですが、見つけられません)

ステロイド治療から漢方薬へ移るためのタイミング


ステロイドは、免疫を抑える力があります。
私の勝手な想像では、抑えられた免疫下においては、薬で抑えられるよりもウイルスは増殖しつづけていると考えています。

その状態で、急に、一気に、免疫を開放してしまえば、ウィルスと免疫と大戦争が勃発してしまうため、炎症が重くなってしまうのです。これをリバウンドと呼んでいると思います。

大戦争を耐え抜くだけの体力が必要になります。


エレンタールの効果


エレンタールの効果を学べて、これはいいものではないかと思いました。


僕の中に、いろんな素朴な意見が生まれました。今後、次のことを調べていきたいと思います。
・セリアック病について
・ステロイドと漢方を両方を治療のひとつとして始めることはできないものか?
・ストレスとウイルスの増殖について
・炎症を取り除いたあと、Ryujiさんに症状がでなくなった例をとって、どんなことが考えられるのか。


※Ryujiさんのブログにちょっとだけ内容が掲載されています。
東京で出会った皆さん、ありがとうございました!

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